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名松がおすすめしたい知識を本を通して紹介するブログです。

ひろゆき著「凡人道に学ぶお金の使い方」お金の使い方見直してみませんか?

ひろゆきさんのお金の使い方とは?

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2ちゃんねるの元管理人ひろゆきさんの本です。著者にひろゆきと書かれていますが、本人談によるとゴーストライターかもしれません。本屋では、自己啓発の場所にありましたが、実際に読んでみると社会での生き方とお金との向き合い方に重点が置かれた本でした。

Twitterなどでバズる大きい声の意見って、幸福とお金の関係について意外と意識していませんよね。お金がないから不幸である前提で書かれているように感じます。気持ちはわかるのですが、自分ができる範囲で支出を抑えることも必要だと思います。そこで、今回は「凡人道に学ぶ処世術」よりお金との向き合い方を紹介します。

お金と幸せはどこまで比例する?

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2010年に「健康と福祉に関する調査」を分析した研究結果では、年収約630万円を超えると「主観的な幸福感」は増加しないことが明らかになりました。それまでは年収が上がるほど幸福感が増えていたようです。しかし、この結果により、世間が羨む大金持ちは私たちが思うほど、幸福ではないことがわかってしまいました。

さらに、ひろゆきさんは安価で様々なモノが揃う日本では年収400万円ほどでも、収入と幸福が比例しなくなる分岐点になるのではないかと考えているようです。

多くの人がなりたいお金持ちはただの浪費家

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もし、自分がお金持ちになったら何をしますか?と聞くと、「ブランドものを買いたい」、「マンションを買いたい」、「豪華な海外旅行に行きたい」などの答えが返ってくることが多いです。

しかし、ひろゆきさんに言わせると、生きるために必要のないお金を使って浪費しているだけだと感じるそうです。特に、愚行だと断言しているのは「自分へのご褒美」です。他人におごってあげると何かに繋がるかもしれませんが、自分だけのために使うのはただの損失なので、何にもなりません。

本書によると、ひろゆきさんは今の年収は約3000万円で、月に5万ほどの消費で暮らしているようです。

羨ましいですね。もし私にお金があれば、株を大量に購入して配当金と優待で暮らしていきたいです…

高級料理って意外とおいしくない…

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さらにレアで高いものって、基本的にマズいと主張します。なぜなら、高くて需要のある食品は価格が安くなるからです。例えば、パイナップルは昔、王様や貴族に提供される高級品でしたが、今ではスーパーで簡単に買えてしまいます。みんなが欲しいものって、時間をかければ値が下がって食べられるようになります。レアで高いものは生産にコストがかかることと、需要もそれほど高くないので生産方法も改善されません。

私も高級料理を食べても、あまりおいしいと思うことがなかったです。少量のキャビアを食べたことがあるのですが、あまり味がせず、しいて言えば「塩味?」ぐらいの感想でした。

また、高い料理を食べる時ってかかったお金のことをすぐに考えてしまうので、気持ちよく楽しめません。そんな私は安価でおいしいものがたくさんあるサイゼリヤが大好きです。↓は大好きなサイゼリヤに関しての記事です。

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積み重ねが効くお金の使い方がおすすめ

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ひろゆきさんは自分の得に繋がるような技能の習得にお金を使うべきだと考えています。ビットコインにワンチャンかけるよりも、専門学校で技能を習得した方がよっぽどマシとのこと。

技能を身に付けて、お金を稼いだ方が堅実ですし、継続してお金を儲けることができますもんね。

以上が「凡人道」に学ぶお金の使い方です。堅実で質素倹約な印象を抱きますが、自分の体験にはお金を使うようで世界の国を色々見て回っているようです。羨ましい限りです。

参考文献:凡人道

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