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5分で読める!内向型のトリセツ(外向型向け)※内向型診断付き

この記事はぜひ、外向型人間に読んでもらいたいと思います。

この人全然会話が盛り上がらない…無口で何を考えているか、わからないな…
引っ込み思案な人にやりにくさを感じていませんか?また、昨日は元気だったのに、今日はすごくおとなしい人だなぁ…と不思議に思ったことはありませんか?

もしかしたら、その人は内向型人間かもしれません。今回は「内向型を強みにする」から、内向型のトリセツを紹介します。

内向型と外向型の違いって何?

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ズバリ、元気になるポイントが違います。ここが、最大のポイントです。
外向型の人間の関心は外に向いています。大勢と楽しくおしゃべりしたり、レジャーやライブ様々な活動をして、リフレッシュできます。「あ~今日は楽しかった!明日から、仕事するか~!」という具合です。

一方で、内向型の元気を得られるポイントは、自分の内面に関心が向いています。読書をして自分の考えをまとめたり、カフェなどの落ち着ける空間でゆったりすることで、リラックスできます。日々の受けた刺激を遠ざけて、活力を回復させようとします。

お酒の弱い人から、強い人までいるように、外部の刺激に強い人、弱い人がいる!

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お酒に例えるとわかりやすいのですが、お酒に強い人、弱い人っていますよね。それと、同じように刺激に強い人、弱い人がいます。
みなさんがお酒を飲みすぎた時、休みますよね。あの休む感覚が内向型人間が求めるものです。内向型の気持ちがわからない方にも、この例えで伝わるかと思います。
このように、おんなじ出来事を体験しても、「もっともっと!」と、「もう疲れた」と思う人どちらもいます。単純に刺激に対する許容量が違うのです。

陰キャやん…あいつら、しゃべらんやん…

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これが、本当によくあった罵詈雑言。私も時々、言われたことがあります。感想は「えっと、この人誰…?」でした。距離感が違いすぎて、分かり合えない印象を持ちました。
外に刺激を求める外向型の人は、一緒にいても刺激的じゃない内向型をけなすことがあります。まぁ、言われる側は内心キレています。こうなると、お互いに「面白くないのはお前のほう!」となり、悪循環になります。この刺激を求めるポイントの違いが、両者の溝を深めます。

どのように、相手すればいいのか?(外向型向け)

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外向型の人が不満を吐いてしまうのも、ある意味困っているからです。まず、内向型は自分のペースと全く違うことを自覚しましょう。

  • 相手には、1人になる時間(無口になる)が必要であること。
  • 今日の出来事を聞いてみる。こちらから、質問してあげないと話しません。
  • 相手の話をさえぎらない。話を聞いた感想や気持ちを素直に言ってあげる。
  • 時には話言葉ではなく、刺激になりにくいメモで伝えることも有効です。冷静に読めるので、刺激になりにくいからです。
  • 相手のペースに合わせて、話してくれてありがとうと伝える。

以上の点を意識すると、相手と自分の違いが明確になり接しやすくなるでしょう。

内向型チェックシート 

docs.google.com

タイプがわからない方は、こちらで診断をどうぞ。

ただ、内向型の人も自分のタイプに気づいていないこともあります。次回は内向型向けのトリセツを書こうと思います。

参考文献

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内向型を強みにする
著作:マーティ・O・レイニー
約:務台夏子