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普通という強迫観念~コラム~

普通って言葉、疲れません?

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みなさん、普通という言葉に疲れていませんか?自分はかなり疲れます。なぜなら、普通でないといけないある種の思い込みがあるからです。今回は普通という言葉について書きます。

普通は自分の意見を押し通す言葉

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普通は~って、言葉は主張するときに使われます。主語を大きく魅せることで自分だけでなく、他の人も同意しているという意味を含ませることができます。

対処法は簡単です。根拠が明確でないので、なぜ?普通って何?など聞き返すことです。相手は根拠が弱いので、口ごもるか逆ギレするでしょう。しかし、実際の日常生活でこんなことを言うとめんどくさい奴と思われたり、口論に発展する恐れがあります。だから、波風立てないようにやり過ごすことが多いですよね。

 普通って超便利!!私が実践した普通の使い方

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上記の普通の特性はとても便利です。なぜなら、根拠が適当でも相手は自分の言うことを聞いてくれるからです。

私は普通を一般的や平均などにすり替えて使っていました。例えば、誰かと話し合いをするとき「○○って、一般的に○○とされるんですよ~だから、基準は○○に置いたらわかりやすいと思うんですよね。」などです。こうすると、主導権が簡単に握れます。また、話し合いの基準を意図的に作れるので便利です。

普通に対する違和感

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ただ、言われた方はやっぱり違和感があります。小学校~高校あたりまで、閉鎖空間に縛られます。多数派に属するために、普通でいることが大事になってきます。すると、行動基準が「普通であるために~をする。」という風になってしまいます。

この状態って、超しんどいです。多数派に合わせるために、自分の考え方や価値観が薄れていくんですよね。周りの普通に合わせて生きていくと、空虚感が常に付きまとい擦り切れてしまいます。

※最近は何歳になったら○○して~とか、人生設計やライフステージも面倒くさいと感じます。

世界的に見ると、日本で普通の生活はかなり贅沢

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日本で日常生活を維持するのに、必要な土地の広さは日本の国土の7.1倍です。島国で資源が少ないですから、水や石油、食料などの資源は外に頼りがちです。外からの目線で日本を見ると、衣食住に困らず、安価で品質の良いサービスを受けられ、犯罪率も少ないのでめちゃくちゃ良い国のように思えます。

このように、外からの視点を取り入れると国内の普通なんて、どうでもよくなってきます。また、なんとなく息詰まる感覚も和らぎます。

普通はただの思い込みにすぎない

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皆さんご存知の通り、普通はただの思い込みです。しかし、狭い集団の中で暮らすうちに、主張が強い「普通は~」という意見にはどうしても振り回されてしまいます。それすらも、ただの妄想です。普通という強迫観念から脱出するには、実際はどうなっているのか情報を調べ、検証していく他ありません。

実は、私は大学時代にニートって何がいけないのか?」という疑問を持ったために卒業できるはずの年に、休学しました。就職率が98%を超える学部でしたので、バカげた決断だと思います。

しかし、自分で考えて決めたので「自分らしさ」を感じることができました。結局、ひきこもり生活は2週間で限界がきて、ニートは才能であるという結論にたどり着きました。

他の人と違う決断をして、何となくで多数派に流されないことにより、「自分は自分なんだ~」というある種の自己肯定感を持つことができました。普通に縛られる人には、多数派と違うことをすればいいと思います。

自分みたいに一年棒に振るものはおすすめしませんが…(笑)納豆にタバスコかけて食べるようになれば、十分普通ではないです。味の探求って理由付けすれば、簡単に普通じゃなくなれます。
以上が「普通という強迫観念」について私なりコラムでした。普通の幻想に縛られて生きづらい日々を過ごすのはやめましょう。