ほほほほ~ん♪

名松がおすすめしたい知識を本を通して紹介するブログです。

勉強できない僕らの間違った勉強方法

うわっ…私の勉強、ヤバすぎ…?

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皆さんは、学生時代に「自分の勉強法って、正しいの?」ふと思ったことはないでしょうか?

周りに言われた勉強方法をやっているけど、確証がなくて、なんとなく不安…

私も同じことを考えていました。その不安を解消すべく、今回は「使える脳の鍛え方」を通して、間違った勉強方法についてお伝えします。

 間違った勉強方法 ①再読

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短期間に何度も繰り返して教科書を読むことは効果的ではありません。

本書では教科書の至る所にハイライト、アンダーライン、書き込みをする再読が最も浸透している勉強方法とされています。

しかし、ワシントン大学ニューメキシコ大学の148人の生徒に協力をしてもらった実験により、短期的な再読は効果的ではないと結論づけられています。ちなみに、数日あけて再読を行うと効果的であったようです。

本書の参考論文:www.sciencedirect.com

間違った勉強方法 ②知っているつもり

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 一方、短期的な再読の効果として、ある錯覚がもたらされます。それは、知っているつもりです。再読により、1度目より文章をスラスラ読めるようになります。滞りなく文章を読めることで習得したと勘違いしてしまうようです。

文章を読めることと、書いてあることを理解することでは雲泥の差がありますよね。中身の理解となると、自分も時間がかかってしまいます。また、このような勘違いが起こってしまう人はメタ認知が弱いとされています。知らないことにすら、気づけないためです。

 下の記事はメタ認知に関することを書いています。ご参考にどうぞ

www.namatublog.work

間違った勉強方法 ③テストを回避

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私はテストが苦手です。なぜなら、現実を突きつけられるから…

学校でもよく言われますが、テストは「勉強をどこまで理解しているか?」を測る計測手段です。抽象的に理解したことを点数を付けて数字に表すことにより、客観的に習熟度が測れますよね。

ただ、間違った認識を持って欲しくないのは、テストはただの計測手段です。間違えたからといって、個人が否定されるわけではありません。点数が低かった時に、自分がダメなんだと、傷ついてしまう人がいるかもしれません。まぁ、私のことですが…

ただの点数なので、気にする必要はありません。むしろ、積極的に受けていきましょう。現状の習熟度がわかるので、わからない箇所がハッキリします。

計測手段としてだけでなく、個人的にテストをつくり、学習ツールとして用いると有効です。

 

以上が間違った勉強方法でした。次回は「では、どんな勉強方法が効果的なの?」という疑問に答えていきたいと思います。

参考図書:「使える脳の鍛え方」

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